せっかく鎌倉鶴岡八幡宮に来たなら、周辺の観光スポットも回りましょう!
鎌倉駅から歩いて行けるおすすめパワースポット、
- 鶴岡八幡宮
- 銭洗弁財天
- 佐助稲荷神社
をご紹介します。
鶴岡八幡宮
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 |
開門・閉門時間 | 【10月〜3月】6:00〜21:00 【4月〜9月】5:00〜21:00 |
アクセス | 「JR鎌倉駅」東口から徒歩10分 「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分 「横浜横須賀道路・朝比奈I.C.」から5km |
鶴岡八幡宮は、古くより源氏の氏神とされてきました。
鶴岡八幡宮の本宮には、応神天皇・比売神・神功皇后が御祭神としてお祀りされており、「武運の神」としても信仰されています。
鶴岡八幡宮までの参道
鶴岡八幡宮から由比ガ浜までまっすぐ伸びる参道「若宮大路」は、源頼朝が妻・政子の安産祈願のため、1182年3月15日に造営を始めたそうです。
この参道の中央には、「葛石(かずらいし)」を積んで周囲よりも一段高くつくられた歩道「段葛(だんかずら)」があります。
春には桜のアーチができて多くの参拝客で埋め尽くされますが、普段は飲食店が並ぶ通りが人気なのか、段葛はそれほど混みあっていません。
鎌倉駅から段葛を通って鶴岡八幡宮へ
鎌倉駅から段葛を通って鶴岡八幡宮へ行くには、まず若宮大路に出ましょう。
鎌倉駅から歩いて3分程度で、狛犬と「二の鳥居」が見えてきます。
この鳥居をくぐったところが段葛になっているので、あとはまっすぐ行くだけです♪
一の鳥居・二の鳥居・三の鳥居
鳥居は鶴岡八幡宮から遠い場所から「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」と立っています。
しかし、鎌倉駅から段葛を通って鶴岡八幡宮へ行くと、「二の鳥居」と「三の鳥居」しか通りません。
では、「一の鳥居」はどこにあるのでしょう?
実は、鶴岡八幡宮の「三の鳥居」から1.3kmも離れたところにあるんです!
車で来る場合は見ると思いますが、鎌倉駅から徒歩の場合は一度鶴岡八幡宮の真逆に行くことになり、時間がかかってしまいますね。
もともと段葛は「一の鳥居」から「三の鳥居」まで伸びていましたが、1878年に横須賀線の線路を敷くために、「一の鳥居」から「二の鳥居」の間の段葛が撤去されました。
そのため、「一の鳥居」までは車道わきの歩道を通って行くことになります。
少し遠いですが、「一の鳥居」は「日本三大石鳥居」にも数えられる浜の大鳥居なので、興味がある人は一度見に行ってみるといいでしょう。
鶴岡八幡宮の御社殿
鶴岡八幡宮には、8つの御社殿があります。
すべての御社殿を参拝するなら、1時間程度とみておきましょう。
また、カフェや休憩所、ぼたん園などの名所もたくさんあるので、ゆっくり回りたい場合はもう少し時間に余裕を持って行くといいですね。
- 本宮(上宮)
- 若宮(下宮)
- 丸山稲荷社
- 舞殿
- 白旗神社
- 祖霊社
- 旗上弁財天社
- 今宮
本宮(上宮)・若宮(下宮)・丸山稲荷社は、「重要文化財」に指定されています。
鶴岡八幡宮の御朱印
書置きのみで、和紙に金のマークと金銀の箔が入っています。
初穂料は500円です。
参拝したい御社殿
丸山稲荷社
重要文化財に指定されている丸山稲荷社は、「商売繁盛」の御利益があるとされています。
この御社殿は鶴岡八幡宮の中で一番古く、室町期に建てられたものです。
白旗神社
黒塗りの御社殿が印象的な白旗神社には、源頼朝公・実朝公がお祀りされており、「必勝・学業成就」で信仰されています。
旗上弁財天社
旗上弁財天社は源氏池の中の島に鎮座しており、「家内安全・商売繁盛・必勝祈願」の御利益があるといわれています。
旗上弁財天社の御朱印
書置きのみでしたが、ピンクのきれいな和紙でいただきました。
初穂料は300円です。
政子石
源氏池に浮かぶ旗上弁財天社の裏手にある「政子石(まさこいし)」は、源頼朝が妻・政子の安産を祈願したとされる石で、子宝や安産のご利益があるといわれています。
夫婦円満の祈願石で姫石とも呼ばれるそうです。
銭洗弁財天宇賀福神社
住所 | 鎌倉市佐助2-25-16 |
開門・閉門時間 | 8:00~16:30 |
アクセス | 鶴岡八幡宮から徒歩25分 「JR鎌倉駅」東口から徒歩20分 「江ノ電鎌倉駅」から徒歩20分 |
銭洗弁財天宇賀福神社の本社には市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が祀られており、奥宮には宇賀福神と弁財天が祀られています。
こちらでは、「洞窟内に沸く霊水でお金を洗うと、何倍にも増えて戻ってくる」というお話が有名です!
銭洗弁財天宇賀福神社の参拝方法
はじめて行く人は参拝方法に戸惑ってしまうかもしれないので、簡単にご紹介しますね。
まずは手水舎で清め、社務所でろうそくと線香を購入しましょう。
ろうそくと線香を1セット購入すると、「お金を洗うためのざる」が1つ貸してもらえます。
ろうそく台にある大きなろうそくから自分のろうそくに火をつけ、供えます。
同じく大きなろうそくの火で、線香にも火をつけます。
線香を香炉に納め、煙で身を清めてから本社に参拝しましょう。
本社を参拝したあと、洞窟に入ってすぐ右側にある社へ参拝します。
参拝が済んだら、手前にある洗い場でお金を洗いましょう!
霊水は、鎌倉五名水のひとつで「銭洗水」と呼ばれています。
私は小銭にしましたが、洗ったお金が「倍」になって戻ってくるといわれているので、多くの人たちがお札を洗っていました!
お金を洗ったあとはティッシュなどで拭きますが、お札を洗う場合などはなかなか乾かないので、ジップロック的な袋を持ってくるといいですよ。
御朱印
御朱印の受付時間は8:00~16:00で、社務所の線香とろうそくを買ったところの右側でもらえます。
こちらも書置きのみで、初穂料は300円でした。
佐助稲荷神社
住所 | 神奈川県鎌倉市佐助2-22-12 |
開門・閉門時間 | 拝観自由(社務所は10:00~17:00) |
アクセス | 銭洗弁財天から徒歩5分 「JR鎌倉駅」西口から徒歩20分 「江ノ電鎌倉駅」から徒歩20分 |
深い緑の中にある佐助稲荷神社は、入り口から拝殿までトンネルのように鳥居が並び、境内にはたくさんの白狐が祀られていて、とても幻想的です。
佐助稲荷神社は、頼朝を征夷大将軍までのぼりつめさせたことから「出世稲荷」とも呼ばれています。
佐助稲荷神社の境内
手水舎でお清めをしてから、拝殿へお賽銭をしましょう。
拝殿は神様へお参りする場所で、本殿は拝殿のうしろの階段をのぼったところにあります。
本殿にはたくさんの白狐が奉納されています。
道なりに進んで行くと、苔むしたたくさんの祠があり、古いものでは鎌倉時代から残っているものもあるそうです。
こちらにも白狐が奉納されていますね。
さらに進んで行くと、拝殿に向かって左側からおりてくる階段に出ます。
次は、社務所の裏にあるパワースポット「霊狐泉(れいこせん)」へ行きましょう。
霊狐泉は佐助稲荷神社のご神水といわれ、昔から田畑を潤す水源地としてたたえられてきました。
今も絶えず湧き出ている泉で、飲料不可ですがペットボトルに入れて持ち帰りできます。
御朱印
書置きのみで、他に比べて少し紙が小さめサイズです。
御朱印は「平日」と「土日祭日限定」の2種類があり、デザインや初穂料が異なります。
こちらの御朱印は土日祭日限定のデザインで、初穂料は700円でした。(平日は500円)
拝観時間は自由ですが、御朱印の受付時間は10:00~16:00となっているので気を付けましょう。
まとめ
鎌倉では、観光スポットが駅から少し離れたところに点々としているため、車移動は便利だと思います。
しかし車移動の場合、駐車場が空いていなかったり、駐車料金が高かったりといった問題もあるため、電車で行くのもおすすめです♪
鶴岡八幡宮・銭洗弁財天・佐助稲荷神社などのパワースポットは鎌倉駅から徒歩20分圏内なので、車がなくても十分観光ができます。
また、佐助稲荷神社から長谷にある鎌倉の大仏も徒歩30分程度で行けますが、鎌倉駅から行くなら江ノ電を利用すれば、長谷駅を降りてすぐです。
予定を立てたら、歩きやすい靴を履いて鎌倉観光に行きましょう♪