私が行ったダイソーには、レジ付近に非常時用の笛や簡易トイレ、折りたたみウォータータンクなどを集めた防災グッズの売り場が設けられています。
災害用として売られていない商品は、通常の売り場にあり、店内を行ったり来たりしながら選びました。
まだ防災グッズを用意していない人も、ダイソーなら手軽にそろうので、ぜひお買い物に行った際に少しずつ集めてみてください!
ダイソーで買える防災グッズの用途と選び方
ダイソーでは、防災グッズだけでも数種類の商品を取り扱い、キッチン用品や衛生品、救急セットなどの消耗品も豊富にあります。
ダイソーで買える防災グッズは豊富で、今回購入した商品以外にも、非常食や軍手、モバイルバッテリーなど、防災グッズに必要なものをたくさん取り扱っています!
店舗によっては取り扱いのない商品もあると思いますので、ダイソーネットストアも利用してみるといいでしょう。
↓防災グッズに必要なもの一覧を紹介しています!
1.懐中電灯はドライバー不要のものを選ぼう
懐中電灯は種類が多く、使用する電池の個数や明るさで選ぶことができます。
こちらの懐中電灯は、上の部分と側面のライトが切り替えられるようになっていて、手持ちでも置いても使用でき、また、壁にもかけられるようになっています。
実は、この懐中電灯を買う前に、別の商品を買ったのですが、懐中電灯の電池を入れる部分が、ドライバーで開けるタイプだったのです。
これではドライバーも一緒に用意しておかなくてはいけませんね。
同じタイプの懐中電灯を持っていた母が、「実際に停電したときに電池が切れていたので、真っ暗な中、手探りでドライバーを使うのが大変だった!」と、後悔した話を聞きました。
というわけで、私はこちらの懐中電灯も新しく購入しました!
あなたも懐中電灯を購入する際は、電池部分を確認して選ぶといいでしょう。
2.乾電池は使用推奨期限をチェックしよう
乾電池を備蓄しておく場合は、自然放電に気を付けましょう。
懐中電灯や携帯ラジオ、充電器など、乾電池を必要とするものが多いと、予備の乾電池をたくさん用意しておきたいですよね。
しかし、乾電池には使用推奨期限があり、新しいものでも自然放電されてしまうため、いざというときい使えなくなっているということもあります。
そのため、定期的に使用推奨期限を確認し、新しいものと入れ替えることが必要です。
3.ろうそくやライターなどは火の扱いに注意
長時間明かりを必要とする場合に、ろうそくを使用します。
サイズも本数も豊富な定番の白いろうそくは、仏具商品の売り場にありました。
ダイソーオンラインストアでは、「キッチン消耗・日用品」のカテゴリーにあります!
白いろうそく以外にも、アロマキャンドルやケーキ用のろうそくなどを取り扱っています。
長時間の明かりに使用すると言いましたが、実は、停電時にろうそくを使用することは、あまりおすすめできません。
ろうそくなどの火を扱うことは、火災につながる危険があります。
また、災害時は、通常より消防の到着が遅れてしまうことが予想されるため、ろうそくの使用は危険とされています。
地震でろうそくが倒れてしまうことや、ガス漏れなどの不安要素もあるので、火を扱う際には細心の注意が必要です。
地震以外の停電でろうそくを使用する場合にも、部屋のあちこちにろうそくを立てることや、誰もいない部屋・トイレなどに火をつけたまま置いておくことはやめましょう。
4.ラップやアルミホイルは食器に敷いて使える
災害時に食器を洗えない場合、お皿の上に敷いて使うなどの活用法があります。
種類がたくさんありますが、ラップには、レンジ対応のものと、保存のためだけの熱に弱いものがあります。
ラップを選ぶときは耐熱のものがおすすめですが、用途に合わせて選ぶといいでしょう。
5.割りばしや紙コップは使い捨てで衛生的
断水で食器を洗えない場合に便利です。
使い捨ての食器は、衛生的でいいでしょう。
たくさん入ったものがあるので、家族全員の食事分より少し多めに用意しておいてもいいですね。
6.レジャーシートで壊れた屋根や窓の応急処置
屋外に避難する場合や、窓が割れてしまった場合などの応急処置にも使用できます。
ハトメ付きで、ひもなどを通せるタイプのブルーシートは、2畳(1.8m×1.8m)サイズでした。
ダイソーのレジャーシートは、サイズやデザインが豊富にありますが、かさばらない程度で大きめのものが安心ですね!
7.ウォータータンクは折りたたみが便利
20ℓウォータータンクは400円商品です。
折りたたみのウォータータンクは、使用していないときは避難用リュックに入れて保管できるので、場所を取りません!
こちらの商品は、持ち手のみが付いているタイプですが、他にも肩にかけられるバンドが付いているタイプもありました。
残念ながらこちらの400円の商品は、現在「全エリアで在庫なし」となっています。
ダイソーネットストアでも、10ℓタンク(300円)と、20ℓバンド付きタンク(500円)を取り扱っていますので、店舗で見つからない場合はこちらを利用してみるといいでしょう。
8.簡易トイレは1週間分用意しよう
洋式トイレの便座や、バケツなどにセットして使用し、使用後に、付属の凝固剤を入れて固めるというものです。
断水などで水洗トイレが使用できないときに使用しましょう。
ダイソーでは、すべて1回分のものでしたが、3種類程の簡易トイレを取り扱っているようです!
1人あたり1日にトイレに行く回数は5回~7回と言われています。
備蓄に必要な量は、【家族全員×1日7回×1週間分】で計算して、用意しましょう。
100円ショップ以外の箱売りされている簡易トイレでも、1回分あたりの金額は安くて100円程度でしたので、どちらで購入してもいいと思います。
ダイソーの実店舗で大量に購入することは難しいので、備蓄用にはネットなどで箱売りされている簡易トイレを選ぶといいですね。
ネットショップなどで箱売りされている商品では、1回分ずつで個包装されていないものが多いので、自宅用にいいでしょう。
通勤用のカバンなどに入れておく場合は、1回分ずつ包装されているダイソーの簡易トイレのほうがおすすめです!
9.簡易ブランケットで防寒対策
防寒対策などに用意しておきたいのが、アルミシートです。
この保温、防水、防風シートは、140㎝×210㎝と、ダブルサイズの敷布団と同じサイズで、意外と大きめだと思いました。
ダイソーでは、ポンチョ型のアルミシートも取り扱っていて、サイズは100㎝×187㎝と小さめですが、動きやすい仕様になっています。
10.非常用呼子笛はプラスチックを避ける
閉じ込められてしまったときに、笛を使って助けを呼びましょう。
こちらの商品は、笛の内部に付属のIDカードが入れられるようになっており、キーリングと首にかけられるひもが付いています。
ダイソーでは、アルミ製とスチール製の2種類の呼子笛があり、今回購入したIDカード付きのタイプはアルミ製です。
ダイソー以外で購入する場合、プラスチックの笛は安価なものが多いのですが、劣化や割れるおそれがあるので、アルミやステンレスの笛を選ぶといいでしょう。
また、強化プラスチックなら、丈夫なのでいいですね。
11.ウェットティッシュは使い分ける
ウェットティッシュは、断水で手が洗えない・お風呂に入れないなどの場合に、手や体を拭くことにも使えます。
ウェットティッシュもかなりの種類がありましたが、アルコール除菌タイプで体を拭くと、スースーしてしまうので、この場合はアルコールの入っていないウェットティッシュを選ぶといいですね。
さまざまな場面で役に立つので家族全員分を用意しておきましょう。
12.包帯やばんそうこうで軽いけがの応急処置
軽いけがをした場合の応急処置に、ばんそうこうや包帯、ガーゼなどを用意しておくと安心です。
こちらの包帯は、サイズ違いもありました。
ダイソーでは、サージカルテープも取り扱っているので、そちらも購入しておくといいですね。
すぐに取り出せるよう、ポーチなどにまとめて、消毒液やタオル、爪切りなども一緒に入れて用意しておきましょう。
まとめ
- 懐中電灯は、電池交換にドライバーが不要なものがおすすめ
- 乾電池を備蓄する際は、使用推奨期限を定期的に確認して、新しいものに入れ替える
- ろうそくは火災につながる恐れがあるので、火の扱いに十分注意して手の届く範囲で使用する
- 食器が洗えないときには、割りばしや紙コップなどの使い捨て食器、ラップやアルミホイルを食器に敷いて使えば衛生的
- レジャーシートは、屋外に避難する際や、壊れた屋根・窓の応急処置に使える
- ウォータータンクは折りたたんで収納できるものがおすすめ
- 簡易トイレは家族全員分を1週間分用意しておくと安心
- 簡易ブランケットで防寒対策
- 非常用呼子笛は、劣化しやすいプラスチックを避け、アルミ・スチール製のものを選ぶ
- ウェットティッシュはアルコール除菌タイプとアルコールなしのタイプを使い分ける
- 包帯やばんそうこう、ガーゼなどの救急用品はすぐ使えるようにポーチにまとめて用意しておく
ダイソーでこれだけ多くの防災グッズがそろえられました!
種類が多くて迷ってしまう場合は、この記事を参考に、家庭に合ったものを選んでみてください。
これから防災グッズを用意しようと思っているあなたでも、ダイソーなら手軽にそろえていけるので、普段から少しずつ災害に備えていきましょう!
今回は購入しませんでしたが、ダイソーには長期保存が可能な食品までありましたので、まだ非常食の用意がない人はチェックしてみるのもいいですよ。